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マグネシウム上に無電解ニッケルめっき

 投稿者:Chom  投稿日:2007年 8月 3日(金)19時53分41秒
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  問題点が見えなくなってきたので、こちらで勝手に整理させてください。
いま問題なのは、めっきをすると黒く濁った状態になり、自己分解するということでよいでしょうか。
そういう前提で以下を進めます。
(違ったらご指摘ください)

無電解ニッケルめっきが自己分解を起こすのは、(亜鉛置換を行った場合は亜鉛という)不純物が浴に対して過剰に溶け込んでしまったためと考えられます。
当方はアルミニウムに亜鉛置換を施し、無電解ニッケルを行うという工程は身近にありますが、亜鉛濃度が高くならないように仕事量を抑えますし、亜鉛置換の製品を多くめっきした場合は、浴寿命は短めになります。
実験レベルということなので、浴負荷が高すぎて過剰に不純物が溶解してしまうことが疑われます。商用ベースだと浴負荷は計算の上で浴の大きさを設定するので、こうした問題は起りにくいですが、実験レベルでは反応面積が浴総量に対して広すぎる(=浴負荷が高い)ことが起りやすいです。これは亜鉛置換の製品や素材の溶解が大きい対象へめっきする場合に不純物の問題を引き起こします。
ここからは初心者さんの望みに叶わないかもしれないことを承知の上での解決案の提案ですが、亜鉛置換処理が出来るのであれば、以下のようにしてはいかがでしょうか。

前処理→亜鉛置換→シアン化銅ストライク浴→無電解ニッケル

これは一般的なマグネシウム合金へのめっきフローです。マグネシウム合金への直めっきが困難であるため、比較的条件がよいシアン化銅ストライクで表面を覆い、そこへ無電解ニッケルを行います。
シアン化銅ストライクは(用意するのが)かなり難易度が高いと思いますが、最大限としてはこれかと思います。電気ニッケルめっきで代用する案もありますが(アルミニウムでは普通に出来ます)、マグネシウムで有効かどうかはわかりません。
どうしても(求める物性などの関係で)直接無電解ニッケルが必要であれば、浴を大きくして不純物の溶解の影響を軽減し(溶解そのものを抑えることは基本的に無理です)、できれば最初に短時間通電する(薄く電気的にニッケルを析出させてバリア兼密着のための接着剤にする)ことで改善が図れるかもしれません。
実績がないのでかなり無責任な意見ですが、ご自身の状況に合わせてご検討ください。
 

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