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塩カルの続きですが

 投稿者:まさしメール  投稿日:2009年 3月31日(火)11時09分22秒
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  trendyの3月号読まれましたか。
「新時代の3価クロムめっき」という翻訳解説記事中で塩カルから塩酸が生成するという反応式が書いてありました。
CaCl2+H2O+CO2→CaCO3+2HCl
この式の左右が入れ替わったものは教科書などで よく書かれていますが、逆反応も起きるものなのでしょうか。
この式が正しければ塩カルの存在下で塩酸が生成するという説明が簡単になるのですが。
 
    (管理人) ちょっと気が付くのが遅くなりました。
読んではいませんが、内容に関して。
簡単に言えば「炭酸水に塩をたくさん溶かしたら塩酸です」で納得できるかどうかの話です。
その式で書いているのは炭酸という弱い酸が塩酸という強い酸を生成する式ですが、これは大過剰の炭酸の存在で一時的に塩酸の形態をとるイオン種もあるよ、ということになります。
実際には各イオンのほとんどは解離しているので、塩酸・炭酸という呼称自体が微妙でもあります。
塩酸という見かけが大事だとするならば、塩化物イオンの存在下で液性を酸性にすれば塩酸ができたと言えます。
化学反応的には、書かれている式は逆方向が正しく、炭酸カルシウムに塩酸を反応させると炭酸と塩化カルシウムが生成し、炭酸は水と二酸化炭素に分解される、一部は炭酸水のまま水に残るので、液性は酸性を示す可能性がある、となります。その炭酸水には塩化物イオンも多く含まれます、と補足が付きます。
弱い酸でも塩化物イオン(のような電気活性が高いイオン)が共存すれば腐食には大きく影響しますから、新聞記事などではこの状態を塩酸と称することがありますが、自分が高校生より上に教えるとするならば、単純に塩酸とは言わないです。
微妙なところですから、塩酸が生成とか書いてあってもなんとも思いませんが、とりあえずその反応式は中和反応ですから左へ進みます。右へ進めるためには常温・常圧ではない条件が必要になります。
 
 
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